~第1章~あの日あの時に...

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「お腹とかを... 殴ったり蹴ったりしてね。 脅してきたの....」 飛馬はね「お前が体で 稼いでこい。じゃないと お前の家族とか友達とか どうなるかわからないぞ」 って急に不気味な 表情で言われたの... 「恐怖で私を支配したの. それで飛馬が 働いているあの店で 働くことになったの....」 と震えながら敬に話す その震えは電話ごしでも 気づけた... 俺は聞いてる間 ずっと拳を握りしめていた。 今まであまり湧いた事のない 感情がでてきた。 「俺が遠藤さんを 恐怖から救ってやる。 飛馬ってのはあの黒服か!?」 「うん....でもやめて....。飛馬暴力的になったりするから 敬君が傷ついたら嫌だよ....」 遠藤さんの声は 耳には入っていたが... 頭には入ってなかった。 店に向かう間沸々と 怒りが凄い勢いで こみ上げてきた。
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