大事な君

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~悠護Side~ 悠『あ~ぁ…暇だ…』 莉菜の来るまでの時間は本当に暇で仕方なかった。 コンコン… こんな時間に誰だろ…? 悠『はい?』 ガラッと言う音と共に見た事のある人が入ってきた。 悠『………あんた』 『覚えてない?看護師の河野よ』 悠『覚えてるよ。何か用?』 河『冷たいわねぇ。彼女にもそんな感じなの?』 悠『はぁ?彼女には優しいに決まってるしょ?用ないなら帰ってくんない?』 何かイライラする。 この女は俺の嫌いなタイプだ。 河『ねぇ?』 悠『何だよ?』 河『彼女と別れてあたしと付き合わない?』 悠『無理。あいつじゃないとダメだから』 河『あの子はそぉじゃないかもよ?』 悠『どぉゆぅ意味だよ?』 河『昨日他の男とキスしてたわよ』 …………はっ? 悠『あんた何言ってんだよ?』 河『彼女に聞いてみたら?じゃあね~☆』 そぉ言って河野さんは病室から出て行った。 悠『……莉菜が他の男とキス?』 そんなはずない… 莉菜はずっと俺といた。 その時俺の携帯が震えた。
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