大事な君

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悠『やったぁぁぁ!』 今喜んでる俺は大谷悠護。 何で喜んでるかって? それは5月の始めに退院出来る事になったから。 2月に事故ってから長かったな… 病室に戻りベッドに寝た。 悠『退院したら何しよっかなぁ?』 コンコン… ドアを叩く音と共に俺の愛しい愛しい君が入ってきた。 莉『悠護~来たよ☆』 可愛い笑顔の彼女は倉田莉菜。 2才年下の俺の大事な彼女。 いっぱい泣かせて傷つけて… たくさん遠回りをしてやっと付き合えたんだ。 だからこれから先、絶対に大事にしようと思う。 莉『悠護?どぉしたの?』 椅子に座りながら上目遣いな君に胸が高鳴るのがわかる。 悠『あっ、ごめん。そぉいや退院決まったんだ』 莉『本当!?いつ!?』 凄く嬉しそうな莉菜を見て俺も笑顔になる。 悠『5月の始め。退院したら大学行かなきゃな~』 莉『あっ…』 悠『んっ?』 莉菜が顔を赤くしながら何かを言おうとしてる。 莉『あっ…あのね…?あたしともデートしてね?』 俺は莉菜の頭を撫でた。 悠『当たり前じゃん?俺達付き合ってるんだから』 莉菜のこんな所にも愛しさを感じる。
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