誕生日Ⅱ

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あの後、俺が教室に入ると興味津々の野郎どもが廊下側の壁に張り付くようにして聞き耳を立てていた。 その中にしっかりと守もいた。 妙にムカついたので、放課後手伝わなければいけないという面倒事を任された腹いせに、俺は守にゲンコツ一発を軽く頭に食らわせた。 その後、守が埋まりながら頭を抑え唸っていたのは華麗に無視した。 そして時は過ぎ去り、待ちに待たない放課後がやってきた。 あぁ~。
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