1861人が本棚に入れています
本棚に追加
「それで、俺が毎日お前にチューをすればいいか?」
俺は、腕を組みながら俯きながらモジモジしている鈴音にそう言った。
そしたら、もの凄く期待しているのか俯いていた顔を『バッ』と上げて、餌を強請(ねだ)る子猫のような眼差しを俺に向けてきた。
「えっ、いいの!?」
誰も良いとは言ってないんだけど。
「それじゃあ、さっそく……」
そう言いながら鈴音は俺の両肩を掴み、おもむろに自分の顔を近づけてきた!
「おい!?誰も『良い』何て言ってねぇだろうが!!」
しかし、鈴音は俺の問い掛けには全く反応を見せず、どんどんかお……唇を近付けてくる。
おーっと!!目標との距離、残り15センチであります!
鈴音も琴音に勝ると劣らない怪力で、俺には悔しいが対抗することはできず、どうする事もできましぇーん。
最初のコメントを投稿しよう!