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そんな説明をしていると、担任の望月は教卓に手を置き何かを話そうとしていた。
「えぇ~っと、それではSHRを始めたいと思う。日直」
望月に合図された日直は、直ぐに恒例のあいさつを言い始めた。
『きりーつ』全員がその言葉に従い起立。
『れぇーい』全員が黒板に向かって礼。角度はみんな独特だった。
『着席ぃ』ガタガタと椅子を動かし、全員が座る。
ふぅー……今日も始まりましたねぇ。
何て感じに俺は呆けながら、望月の話を聞くべく耳を傾けていた。今日は何か大事な事はあるのかな、と。
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