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守への殺意で殴りたい衝動にかられてが、それを何とか堪え、教室を出るため出口へと向かう。
向かう途中、今から起こる事に興味ありげな生徒達の視線を目の端に焼き付けてから教室を後にした。
そして、俺の心が『行ってはいけない』と訴え、重い足取りだったが、なんとか廊下へとたどり着いた。
はぁ、俺何されんだろ。ハッ、ハハ、ハハ……。
廊下に出て体を右に90度回れ右すると教室の外側の壁にもたれ掛かるようにして待っている望月がいた。
「あの~先生……どうしたんスか?」
「……」
俺の問いかけには全く反応してくれなかった。
無言、無反応は止めてくれよ……。
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