誕生日

9/9
前へ
/293ページ
次へ
そして、少し間を取って望月はこう話してきた。 「用って程の事でもないんだが、実は誰に頼もうか思っていてな……。 何て言うか、今お前がツッコミを入れたからお前に手伝って貰う事にした」 へ? 「まぁそんな嬉しそうな顔すんなって!ただ放課後に俺の手伝いをしてもらうだけだから。なッ!」 望月はいつものやる気のない顔を一変させ、急に笑顔になり、そして、俺の肩をポンポンと二回ほど叩くと『異論は認めんぞ!』と言いながら、多分職員室へと行った。 えぇぇぇぇ!!
/293ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1861人が本棚に入れています
本棚に追加