誕生日Ⅱ

9/17
前へ
/293ページ
次へ
もしここで俺が断ったらどうなるんだろうか……。それを考えると怖いな。 まぁ嫌だけど、断る理由もないしな。 望月がここまでして頼んでるんだから、断ったら男じゃねぇ!っと事で━━━…… 「しょうがないですねぇ……今回だけですよ?」 俺は承諾した。 「本当か!?ありがとう!恩にきるぞ岡崎!じゃあ、明日は土曜だがヨロシク頼むぞ!」 望月は先ほどまでのやる気の無い顔とはうって変わって、満面の笑みでそう言うと、俺の両肩を『バシッ』っと叩いた。少々痛い。 てか、明日土曜だったぁぁぁぁ!学校休みじゃねぇか!? 最悪だ。 ━━━……
/293ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1861人が本棚に入れています
本棚に追加