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しかし鈴音は俺が視線を移すごとに目の前にやってきては『何で?』と、屈託のない可愛らしくも不気味な笑顔で尋ねてくる。
だから俺は堪らず、鈴音に小声でこう言う。
琴音に聞かれたらマズイからな。
「おい。朝の事をここで言わせるつもりか!?」
「いやぁ、別にそんな気はないけどさぁ」
鈴音も俺と同じように小声で返答してきた。
鈴音なりに空気を読んでくれたのだろう。
俺と鈴音が2人して内緒話をしてるもんだから、気になったのか琴音が椅子に座りながらこう言ってきた。
「ねぇ、さっきから2人で何話してるの?もしかして、2人で私に言えないような大変な事でもしたの?」
ご名答。大半当たってるよ!!
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