プロローグ

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鈴音に覆い被さる様にして上に乗っていた。 そして俺の掌は、鈴音の……む、む、胸に乗っていた。 その掌を凝視し、感触を堪能してしまった。 柔らかっ……て、違う違う違う!! 急いで、四つん這い(なぜか)に体勢を変えた。 が、逆に事態は悪化した。 「痛った~い。えっと、私は大丈夫━━━」 あっ……鈴音と目が合ってしまった。 そして、無言でお互いの目を見つめ続ける。 何て言うか……こういう時に目を逸らすと逆に失礼って言うか、何て言うか━━━あ゙ぁぁぁぁ、何て言うんだろ!! 「「……」」 かなり気まずい空気が漂ってる。 そして、数分くらいかな?……時間が経ち、俺の恐れていた事が起こってしまった。
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