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この紅魔館には、レミィとわたしの他には、門番が一人と警備係が一人、お手伝いのメイドが数人居る程度である。
レミィの妹も居るようだが、わたしは一度しか見たことが無い
メイド長の咲夜はこの館で唯一の人間で現在十代後半。
赤子の頃、人間界に遊びに行ったレミィに拾われ、育てられた過去を持つ。
十六夜咲夜(いざよい さくや)と言う名前もレミィが付けた名前だった。
時を止めることが出来る能力を持ち、その能力故に、捨てられたのだろうとわたしは考えている。
咲夜は、時折、紅魔館の離れにあるこの図書館まで、わたしにお茶を淹れに来る。
何事に対しても卆が無く、完璧な従者
だと思う
だが、わたしは元々、他人に対して興味が持てない性格で、レミィとの友人関係も我ながらよく続いているものだと、つくづく思う
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