ジェニーノート

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バスに乗っても交わす言葉は無く、遠くを眺めるしかなかった。 バスを降りて少し歩いた。幸か不幸か、ホームステイ先の家は近所だった。一つの街の、しかもホームステイ先として手を挙げている家なんて一体何件あるのだろう。手を挙げた家の中で更に40人近い人間が各ホームステイ先のホスト（親）達によって振り分けられる。一体どれだけの確率で隣同士になれるのか…運命を考えさせられた。