1.辺鄙なストア

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その明かりが見えた場所は、人が絶対いるはずのない廃屋だったのだから。 女の子がその場所まで自転車で戻ると、 「え、え、えーっ!!」 やっぱり明かりが煌々としていたのだった。 女の子は、驚愕してその明かりをまざまざと凝視する。 「どうして? こんな所に」 電気をどこからひいてきているのか? 不思議に思う程、廃屋のその明かりがもれている入り口だけが別世界のように思えた。
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