分かれ目

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ユウキとタツはすっかり仲良くなり毎朝いっしょに学校にいくようになっていた。 学校にはいつもギリギリ、入学してごくごく普通の高校生活を送っていた。 「今日から授業かよー。だりぃなぁ。」 「仕方ないよ。だって学校だもん。」 休み時間。ユウキは1人で席につきあくびをしていた。 するとミクが突然話しかけてきた。 「あのー…昨日バスケのプレー…」 「あっ見てたんだ。もうやめたんだ。」 ユウキは苦笑いで言った。 「そうなんだ。残念だな…。」 ミクはがっかりした様子だった。 「なんだよ。そんながっかりすんなよ!ミクが見たいならいつでも見せてやるよ。あっ…」 「えっ?」 2人とも顔を真っ赤にした。 「また見たいな…。」 「えっ?うっうん。」 「ミクー!なにしてんのー!はやくきなよー!」 ケイコが遠くからさけんでいた。 「いまいくー!んじゃまたね。」 「おっおう。」 ミクは走っていった。 (どういうことだろ…まさかオレに。そんなわけないよなだってあいつには彼氏が・・・きっとそんなわけないよな。)
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