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夢は、時に残酷で、時に快楽。
己が造り出した幻想でもあり、妄想でもある。
己が見た夢は、覚めると共に、彼方へ姿を消す。
皮肉なもので、跡形もなく散っていくのだ。
時が進むたび、時は流れる。
止まる事はない。
同様、戻る事が出来なければ、時に手出しなど、出来はしない。
触れる事さえも。
人は、時には逆らえはしないのだ。
─時は満ち 時は流れる─
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