始まり

3/7
28人が本棚に入れています
本棚に追加
/60ページ
暖かな日差しが窓から差し込み、小鳥のさえずりが、朝だと告げた。 ──目覚まし時計はなってはいない。 瞼を開かず、心で確認する。 ──起きたが、鳴っていないならば時間ではないはずだ。 また、夢へ落ちる直前、ふと頭に何かがよぎった。 ──昨日…目覚まし時計セットしたっけ? .
/60ページ

最初のコメントを投稿しよう!