消しゴムの脅威

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当時、俺はなんでもかんでも鼻の穴に詰めるのが好きだった ある日、俺はストーブの上に大量に置いてあった小さい消しゴムを見つけた 俺「…入れたい!」 俺は無償にそう思った そして、颯爽と手を伸ばした 俺は感動と興奮に満ちた そして…… 一個を鼻に突っ込んだ グイグイ 奥まで奥まで… すると急に息苦しくなった 俺「ママー ママー!」 俺は泣き叫んだ 母の力では取れそうもなかったので母は慌て救急車を呼んだ ピーポー ピーポー 初めての救急車だ 病院についた俺はベッドに横にさせられた 周りに居る医者たちがなが~いピンセットを持っている ま さ か あの不気味に輝く金属光は今でも覚えている 医者たちはそれを つ っ こ ん で き た グイグイグイ… なんとか消しゴムが取れた まさか人生で消しゴムに殺されかけるとは ちなみに消しゴムを取る時に 鼻の穴を押して口から出すという手段もあったようだ とんでもない話である
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