私「告」【独】『償』〈自〉《感》" "

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「私「独白」 私を愚かと言うなら私を蔑んで下さい 私を哀れと言うなら私に同情しないで 私を殺したいならどうぞ殺して下さい 私を憎いならどうぞ御恨み下さい 私を愛してるなら私に何もしないで 私を奴隷にしたいなら喜んで成りましょう 私の苦しみを貴方は知らない 私の微笑みの意味を貴方は知らない 私の痛みを貴方は知らない 私が無理をしている事すら気付かない 私が死にたい事も分からない 友達って何なのでしょう? 親とは何なのでしょう? 私には分からないそんな事すら 綺麗な世界を私はあの子達に見せてあげたいきっとあの子達は笑ってくれるから 私の可愛い娘達にいっぱい見せてあげたい物があったんだよ そして私を産んでくれた母へ私は本当は苦しかった、でもねお母さん私は頑張りました。私は死にたいです。お母さん 私もお母さんに成りました私の可愛い娘達に今素晴らしい物を見せてあげています。今ならお母さんの気持ちが判ります。 私は本当は苦しかったそれでも死が恐かっただから私は我慢して此の世界で死と巡り合う瞬間まで私は楽しみながら苦しみながら精一杯生きて行きます きっと此所よりも綺麗な世界が在ると信じて
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