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本人は悪気もなくただ心配しただけなのだがシャロンは、コイツ、余計な事言いやがって! ソイツマジで泣くぞッ!と言わんばかりである。
「ごめんっ、やっぱレスキュー隊ッ」
するとグリューがまたもやそんな事を言い出した。
それにシャロンは、目を見開き、金髪の少年は意味が分からなそうに首をかしげた。
「取り敢えず自分、落ちつかへん?」
金髪の少年がグリューに呼びかける。
それにシャロンも便乗し自分は平気だと、伝えた。
「ほらっ俺は大丈夫だ!男何だしなくな!」
「でもっ‥。」
それなのにまだ渋るグリューを何故か見ず知らずの二人が数十分かけて説得し、三人は広間のソファーに座った。
「で、どないな事したら、あんな状況になるんや」
ここはまず、自己紹介が先だろ!。
シャロンは金髪の少年にそう思ったが、特に言わず、状況を説明する。
「出てったら、降ってきた」
そのシャロンの説明に訳が分からないといいたげに金髪の少年は眉を寄せた。
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