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何も無かった俺に 君は名前をくれた
体の奥で何かが動き出したんだ
廻り始めた歯車は もう止められない
何も無かった俺に 君は言葉をくれた
話せる事が嬉しくて夢中で話したんだ
初めて覚えた言葉は 君の名前だったね
何も無かった俺に 君は恋をくれた
これが君から貰った最後のプレゼント
もう終わりだなんて 思いもしなかった
君を思い出す度に 胸が痛むんだ
こんな感情、プログラムには無い
何かの故障?俺は欠陥品?
問い掛けても返事なんてない
人間に恋をした 叶わない恋を
馬鹿な俺は、永遠だと思った
現実を受け入れられず嘆いて
空のワンルームひたすら待った
もう恋はしない 叶わないのなら
君の笑顔を ずっと忘れないよ
過ごした日々とても楽しかった
アリガトウ、サヨウナラ…
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