第二話

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あれから数日たった。 スタジオでミーティングのため朝から行った。 「沖縄!?」聞いてビックリした。沖縄で撮影なんて… 「うん、そうだよ。」とマネ。 「あの、サンサン太陽に綺麗な海…そして美しき珊瑚礁の沖縄?」初めて行く。 「う、うん。そうだよ。ドラマ撮影をしに行くんだからね?遊びに行くわけじゃないからね?」 う~旅行だったらどれだけいいだろうか…。 「は~い。わかってま~す。」 残念だが初の沖縄だ。お土産とかいっぱい買おう!! 「それと真矢、金山君も一緒だけどいいかな?」 金山…? 「あのナルシスト?」絶対嫌だ。 「そういう事言わない。いいよね?」 う~もし断ったら沖縄無しだし… 「はぁい…」 がっかりだ…アイツは何度も断ってるのに口説いて来て腹が立つ! 「そうがっかりしない。自由時間を少し貰えるように頼んでみるから。」とマネ 「本当に!?」最高だよアンタ!! 「その代わり台本とか撮影が上手く行ったらのご褒美としてだよ?」 「ありがとうございます!!」 やったよ~!! 「後、屋久島に行くから。」とマネ 「なんで屋久島?」 「そりゃ、撮影でしょ?その間も三時間ほど開いているそうだ。」 やった~!案外今回はありかも! 「あの~」とスタッフの人に扉ごしに呼ばれた。 「はいは~い!!」と元気良く出た。 「忘れ物だそうです。」と言ってお守りを渡された。 あ!お母さんもらったお守りだ!! 演説の時に無くしちゃって諦めてたのに……… 「誰が持って来てくれたんですか!?」 お礼言わなくちゃ。 「え、ロビーに……」 最後まで聞かずに走って出た。
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