想い。

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一方の人間は 泣きたくなるほど 一途に誰かを想い そして一方は 泣きたくなるほど 誰かを想うその人を 死ぬほど真っ直ぐに想う 寂しくなり 夜空を眺め 涙を流し もう叶わぬ未来を 一人で歩く。 嫉妬に心乱れ 求めても返ってこない気持ちに 胸を痛め涙を溢す。 もっともっともっと 望めない関係に この気持ちは 一体どこに置けばいいんだ それぞれが それぞれに きっと同じ想いをしている。 それを止められるのも 埋められるのも その【想う人】でしかないのに。 一方通行の 叶わない想いたちは これから先 何処に 向かうのだろう…
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