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｢……美音？……どうした。黙って｣
私は緊張してる。
あれから、私達は時間も時間だから、昼食の為にファミレスに来ている。
注文の時に真がケーキも頼んでいたが……怒れなかった。
だって……格好いいもん。
｢……美音？｣
首を傾げながら聞く真。そっ、そんなに見つめないでよ。恥かしい。
私は、真を見ずにバクバクと頼んだオムライスを食べる。
｢……お腹空いてたの？｣
と、的外れな事を言いながら真も頼んだカルボナーラを食べる。
とりあえず、ご飯を食べ終われば緊張もほぐれるだろう。
｢ごちそうさま｣
｢……ごちそうさま｣
結局、無言で昼飯を終えた私は、次に何をしようか考えていた。
その時。
｢美音。クリーム｣
はい？と思った瞬間。真の指が私の口元に伸びた。
｢ふぇ？へっ？｣
真の指には、さっきまで私の口元に付いていたであろうケーキのクリームが付いていた。
パク。
何の躊躇もなく、真は指に付いたクリームを食べた。
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