第五話

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「ウワラ大尉!相対距離まで約15㌔! 先行きます!」 ジュンジはペダルを思い切り踏み込み、急加速させた。 「ジュンジ!慌てるな!一度下がれ!模擬戦の目的を忘れるな!」 「大尉!大丈夫です!残りの1機やれば…、上手くは言えないけど感覚が掴めそうなんです!」 逸るジュンジの気持ちは止める事が出来ずにいた。 「いた!俺一人でやってる!」 スコープの標準を合わせてトリガーを引く。 ダダダダダダダッ! ダダダダダダダッ!
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