突然の出来事

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10分後。 直樹が来た。 ほんの10分が1時間くらいに感じた。 直樹『何かあったの?』 友太『実は…』 俺はとりあえず直樹に 彼女が直樹を 好きになってしまった事。 それで俺と『別れる』 と言って来た事を伝えた。 直樹『…』 友太『お前はどぅ思ってる?』 直樹『俺は…』 俺はてっきり 《親友の彼女に手を出すなんてできない。ましてや付き合うなんてもってのほかだ》 と言ってもらえると信じていた。 しかし直樹の口から出た言葉は 俺を落胆させた。 直樹『俺は前から彼女の事、 気になってたんだ。 だから付き合うよ』 彼女『本当に?』 俺は驚きと落胆で言葉が出なかった。 俺はこの日、 親友と彼女。 両方に裏切られたのだ。
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