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私は今、珍しく困っている。 saed竜胆 竜胆「やぁ、奏君。どうしたんだい?こんな夜遅くに……」 現在11時30分。 気まぐれマンションに住む3分の2は既に就寝、もしくは欠伸をかみ殺している時間帯だ。 常識的(あくまで竜胆の)にはそんな時間帯に私の部屋へ訪れるのはサーモンピンクの理由を持った人間に限っているのだが、今夜は全く予期せぬ彼女が現れて内心驚いている。 だって奏君、朝だろうが昼だろうが私の部屋には近付きもしないんだもん(可愛らしさをアピール) 奏「理事長、1人で語らないで下さい。気まぐれマンション1の劇団ひとりと改名しますよ?」 竜胆「ああ、すまない。それは咬みそうな長さだから遠慮しておこう」 “咬まなかったら良いんだ…”と自分こそ1人で呟いているのは気にせずに、初のご来訪となった理由を聞いてみた。 竜胆「それはそうと奏君、一体どうしたんだい?もしかして夜這いかな?」 ―――それが生き地獄の一歩とは露程も知らずに ―――――――…………
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