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奏「祝!気まぐれ島物語~」
赤火「執筆開始―」
竜胆「とうとう始まったね」
エルム「始まりましたね~」
結城「……それはそうと、俺達が此処に呼ばれた理由は?」
竜胆「私のおかずになるためじゃないのかい?」
エルム「馬鹿か!!」
赤火「開始前の挨拶じゃね?」
結城「いや、もしかしたらただの暇潰しかもしれないぞ?」
奏「理事長撲殺されたらいいのに」
竜胆「フフ……みんなシャイなお年頃なんだね。ね、エルム君!」
エルム「え――…オレに言われても…」
竜胆「だって赤火君と結城君はシャイなあんちくしょうだし、奏君なんて一見にっこにこだけど後ろ手に鉄製ハリセン持ってるんだよ?」
エルム「え?フランスパンじゃなくて?」
竜胆「………」
エルム「………」
(振り返って確認中)
竜胆・エルム(……二刀流?)
赤火「オーイ。何してんだよエルム?」
エルム「……いっいや!何でもない!うん!」
竜胆「赤火君、私も呼んでくれないか?」キラーン
赤火「死ねばいいのに」
結城「竜胆サン、顔が気持ち悪いんですけど」
竜胆「NON!絶世の美男子を捕まえて何を言うんだい結城君!」
奏「理事長。少しは自重して下さい。せめてあと10ヶ月くらい黙ってみません?」
赤火「……せめてか?」
竜胆「まったく~冗談が日々Sっぽくなってるよ?奏君はお茶目さんだね☆」
エルム(……うわぁ)
結城「俺帰っていいか?」
赤火「あ、待てよ!お前が帰るなら俺も帰る!」
奏「何そのBLチックな台詞」
結城「………悪い。俺、そんな風にお前を見れないわ」
赤火「俺だって見てねーよ!」
奏「じゃれるな。エルム君が寂しそうじゃないの」
赤火「はぁ?」
エルム「…………(ジーー)」
赤火「…………あぁ~~~~~~………よし。みんなで帰るか」
竜胆「君から誘ってくれるなんて……」
赤火「いいか~。よっく耳を澄ませろ?“み・ん・な”だっ!」
結城「赤火、暖簾に腕押しするなって……」
エルム「早速みんなで帰ろうか!竜胆さんは抜きで!!」
奏「わーい!」
赤火「……お前、そんなキャラじゃないだろうが」
ワイワイガヤガヤ
竜胆「おーい!竜胆さん泣いちゃうぞー?泣いて喚いて押し倒しちゃうぞー?」
こんな人達です。
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