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(やっぱり、騒ぎになるかな・・・・)
昇はふう・・・と息を吐くとそこにあったイスにどかっと座った。
(あーーあ。めんどくせーなー。でも、この世界・・カードがねーと自由に動けないし。やっぱ、実際に見てみないとな。長い事、いないといけないみたいだし。)
暫くすると受付の娘は別の男の人を連れて戻って来た。
「はじめまして。ギルドマスターのアレンです。」
昇は立ち上がり頭を下げると言った。
「蒼流昇といいます。」
「さて。早速だが・・さっきの魔力は驚いた。あと・・・属性検査だが・・」
少し迷った後、昇は全てを話す事にした。
ギルドマスターという立場の人だ。
少しは話が判るだろう。
ダメなら記憶操作でもするかな・・・・そう思ったのだ。
「マスターには・・正直に言います。・・多分、属性は極です。」
「極????」
驚愕の表情をするギルドマスター。
「はい。」
そう言って全属性の初期魔法のボールを宙に浮かせて並べる昇。
「ば・・ばかな・・」
普通属性は一人1つで、5大貴族は2つ帝で3つぐらいなのだ。
昇は頭を掻くと言った。
「やっぱ・・驚きますよね。俺・・登録して貰えます?」
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