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「ああ。」
「まあ、いい。とにかく、入学式が二日後にあるから、準備しておけ。」
「学校の名前は?」
「アルカディア学園で、2日後の朝、9時から入学式だ。制服はない。指定のローブがあるだけだ。お前は、特待生として、入学する。」
すごく、嫌な顔をした。昇。
「えーーーー。目立つの嫌いなんだけど。」
「特待生は1人部屋なんだ。その方がいいだろ?」
「あ。そういうことなんだ。」
「特待生のローブは、黒だ。これがそうだ。当日はこれを羽織って、時間までに学園に行け。学園は寮生活になるから、荷物もまとめておけよ。」
「わかった。」
そう言って、昇は立ち上がった。
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