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「ねえ。出来るのよね。」
「う・・うん。」
下を向いて答えた。
「全員・・6人も運べるのか?」
昇は、覚悟を決めて言った。
「楽勝だよ。ローブに皆掴まって。」
全員がローブに掴まったのを確認して、呟いた。
「転移」
一瞬にして、闘技場に居た。
まだ、先生以外誰も来てなかった。
「お!!まさか・・転移か?」
先生が驚いた顔をした。
「昇君が出来るって言うので、運んで貰いました。」
にっこりと、アリスが言った。
「お前ら全員を一度にか?」
「は?はい。」
(ばかな!6人同時転移だと??5000の魔力量で出来る事じゃねえぞ。)
疑惑の表情で先生が自分を見てるのに昇は気づいた。
(あちゃーーーやっぱ、まずかったかな。)
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