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昇は、考えながら言った。
「俺も、まだ15です。だから、責任って言われても正直言えば判りません。ただ、これだけは、言えます。俺は・・・・・・・・・小さい時、孤独でした。でも、今は仲間が沢山います。生まれてくる子には、その素晴らしさを教えたい。友を持ち、信じ信じられる喜びを教えたい。そう思っています。」
昇は、真っ直ぐな目で学園長を見つめて言った。
少しして、学園長は言った。
「判りました。認めましょう。この、学園には、学生結婚という制度もありますしね。貴方の場合は、特に生活面でも、心配はないでしょうしね。」
昇は、顔を赤らめて微笑んだ。
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