34952人が本棚に入れています
本棚に追加
/736ページ
「昇!無事だったのか?」
いつの間に、近寄って来ていたのか、マークが叫んだ。
昇は、ゆっくりと金色に光る目を開いて言った。
「マーク。俺・・・・・神王になった・・・・・・・・」
「「「「「はあ??」」」」」
全員が、驚愕の声を上げた。
昇は、光を納め、ゆっくりと地面に降り立つと言った。
「ファニーの奴。俺に、全部任せて、最後の力で転生した。俺、捜しに行かなきゃならない。・・・・・・それに、こいつの後始末もしなきゃならねえしな。」
地面に転がる水晶球を拾い上げると言った。
水晶球の中に、魔獣が封じられていた。
昇は、周囲を見渡す。
「学園・・・・・最後まで通いたかったな。俺、もう、ここにはいられねえからな。」
驚愕の表情を浮かべる皆。
最初のコメントを投稿しよう!