34961人が本棚に入れています
本棚に追加
部屋に、転移で戻った昇は、布団の中で震えていた。
しばらくして、部屋のドアが叩かれる。
「昇!!居るんだろ??」
「おい!!開けろよ!!」
「蒼流君!開けて!!」
昇は、ゆっくりと布団から出て、玄関の鍵を外した。
ドドっと、5人が飛び込んで来る。
「昇!なんで、あのまま行っちゃうんだ?」
「心配するじゃないの!」
驚いた表情を昇は浮かべた。
「心配??なんで??」
「何いってるんだよ。友達を心配するのは当たり前だろ?」キッドが言う。
「友達?俺と??」
「何言ってる。俺達はお前と、とっくに友達になってると思ってたぞ?違うのか?」
マークが力強く言った。
昇は、俯いて言った。
「さっきの、あれ・・見ても、俺の事・・怖くないのか?」
「怖い?なんで?」
最初のコメントを投稿しよう!