序章

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ピリリ…ピリリ… 「朝か…」 俺は時計のアラームで目が覚めた いつもどうり起きていつもどうり支度をする 「アレン~! 遅刻するよ~!」 普通ならこういう言葉は親がかけるだろう だが 俺には親がいない 母さんは父さんに飽きて家を出て 父さんはなんかの研究に没頭して家にいない ふざけた親だ ではこの声の主は誰か ジニーだ 親のいない俺を支えてくれる彼女だ 正直ジニーよりいい女を見たことないほど綺麗だ その女が家の外で俺に向かって叫んでる いつものことで近所の人も慣れているらしい 俺は飲みかけの牛乳を一気に飲むとドタバタと家を飛び出した
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