第一章 幼なじみの女の子

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「琢磨く~ん、一緒に学校に行こう。」     朝一番に、元気な声が家全体に響き渡った。     彼女の名前は「奥野真弓」、琢磨とは幼なじみで将来彼女となる女の子。     「真弓ちゃん、もうちょっと待って。」     琢磨の声が二階から聞こえた。     「ごめんね真弓ちゃん、いつも待たせちゃって。」     琢磨のお母さんがこう言うと……     「大丈夫ですよ、もう慣れましたから。」     と真弓もこう言って、二人して笑い合った。
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