第一章 幼なじみの女の子

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「一度ついてしまった癖は、なかなか直らないってよく言われてるもんね。たとえば……」     真弓は目線を琢磨の髪の毛に移動させ……     「琢磨くんの寝癖とかね。」     「えっ、僕の寝癖?」     琢磨は玄関の壁に立て掛けてある鏡で髪をチェックし始めた。     「あっ、本当だ。」     「琢磨くんはこういう所がかわいいんだよね。ちょっと間抜けな所とかがね。」
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