第一章 幼なじみの女の子

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「バカにしてるの?」     「バカにしてないしてない。幼なじみの君に、そういう扱いするわけないでしょ。」     「ほら二人とも、早く行かないと遅刻するわよ。」     「あっ、本当だ。じゃあ、行ってきます。」     「行ってきます。」     「行ってらっしゃい。」     琢磨のお母さんは二人を見送った後……     「ホント、あの二人は仲がいいんだから。」とクスクス笑いながら、台所へ向かった。
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