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時は流れ放課後・・・
私は旭先輩に言われた通りに教室で待っていた
隣には何故か、有澤くんが座って動かない
正直、私は苦手な有澤くんが隣でしかも2人きりなこの状況に落ち着かない
「なぁ・・・」
「わ、わっ、はいっ」
「・・・俺、ここについては全く知らないんだけどさ、あんた・・・良ければ教えてくれないか?」
有澤君に言われて、私は少しだけ悩んだ
ここについて、というがそれは学校の事だろうか
それとも・・・
この村に伝わる伝説の話なのだろうか・・・
私はそこまで考えて、まさか着たばかりの彼が知るはずが無いと緩く頭【かぶり】を振った
そして、有澤君を見て小さく笑う
「私で、良ければ・・・」
「ありがとな」
そう言って笑う有澤君はなんだか幼く見えた
私と有澤君がそこから、単純な日常会話をしていると教室の扉が勢いよく開いた
扉の方を見ると、そこには先輩達
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