似た痛みと苦しみを持つお前

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会話がしばらく止まってしまった。そして何故か、彼の名前を知りたくなった。『そういやさ君はなんて名前?僕は朝霧 翼って言うんだ。』 『……苗字だけでいいか?……』 『なんで?下も知りたい』 『笑うなよ!鶯谷来喜って名前……』 『ラッキー?……エーーッわらうもなにも……目茶苦茶いい名前じゃん♪』 『ラッキーって名前なんに俺はついてない奴なんだよな…』 『わからないよ?これから、凄いラッキーになるかもしれないやん?』 ラッキーは不覚にも翼にほんのちょっぴりキュン♪としてしまった。 雨の中で良くわからなかったけど、翼はとっても可愛い顔をしてやがる 翼って・・・ 変な奴・・・ こんなに幼い顔してるのに、俺なんかより全然大人で なんだか悔しい 俺・・・ 情けない
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