第一章

2/10
前へ
/15ページ
次へ
出会ったのは5月のまだ少し寒い日だったと思う。 あたし水川萌依は、春から高校生になったんだ。そして地元の居酒屋でバイトを始めた。 そこで出会ったね。 出会ってなかったらあんなに辛い思いはしなくてよかったけど、出会ってなかったら今のあたしは居ない。 今はっきり、そう言えるよ。 大好きなあなた。 ありがとう。
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

46人が本棚に入れています
本棚に追加