“彼女”という女~出会い~

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だからかもしれない。  俺の中で彼女の記憶は鮮明に残った。  ちなみに前にも言ったが、口下手な俺は連絡先なんて聞いてない。  聞きたかったが、勇気がなかった。  だが、彼女とはまた会える気がしてならなかった。 なぜって…。 理由はわからない。 でも、その後も彼女の存在は俺の中に色濃く残っていた。  その日は彼女とは何もなく別れた。 「またな。」
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