微睡み
3/5
読書設定
目次
前へ
/
181ページ
次へ
あんなに激しく愛し合った過去をなかったことには出来ない。 少なくともあたしにはできないだろう。 かずしへの愛は嘘ではないが、せーじとの愛も嘘ではなかったからだ。 安らぎより刺激が爪痕を残し、甘い毒を漂わせる。 (いつかはいい思い出になる。) 今はそう自分に言い聞かせるしかない。 そんなことを考えながら、ベッドに横たわっていたらいつの間にか眠っていた。
/
181ページ
最初のコメントを投稿しよう!
2039人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
398(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!