“妻”という女~出会い~

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昔話に華が咲いて、相席することになり、俺と香奈も自然と言葉を交わすようになっていた。  他愛もない会話をしては、微笑む香奈に、俺は特に特別な感情を抱いてはいなかった。   何事もなかったように、その日はさようならをした。  もちろん話下手で人見知りな俺は、連絡先なんてきいてませんよ。  まぁ、聞く気もなかったです。 
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