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『助けて下さい。助けて下さい。』
俺は魔物の言葉が伝わらない事を承知で懇願した。
『またなんかしゃべってるぜ』
勇者が言う。
『へっ、案外助けてくれって言ってるんじゃないのか?』
戦士が笑いながら言った。
『まさかぁ』
僧侶が笑いながら言う。
その通りだ、分かってくれたのか…
『で、このゼリー助けてるの?』
魔法使いが無表情で戦士に聞く
『助ける…ワケないジャーン♪♪』
戦士が棍棒で俺を叩きつけた。
ゴンと言う音と同時に俺は意識を失った。
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