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雛「お前は俺にとって何よりも大切な存在や。
俺はお前がいないとダメなんや」
暫く黙っていたヨコは、俯きながらその場に座り込んでしまった。
雛「ヨコ…?」
横「そんな言葉…信じられんよ」
顔を上げず地面を見つめたままのヨコからやっと出た言葉。
雛「無理に信じなくてもええよ。ただ、俺の正直な気持ちを言っただけや」
そうや、今更お前に信じろなんて言えない…
言えるわけない。
ただ一つ言えるなら
雛「お前は俺を信じなくてもいい。でも、俺はこれから何を言われてもお前を信じるよ。そして…絶対にお前を裏切らない」
何があっても絶対に……
もう二度とお前を疑う事はしない。
だから…
雛「お願いやヨコ。俺を助けてや…お前の近くに居られないとすごく苦しいんや」
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