~望~

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昔の俺? 昔の俺ってなんや? 少しだけ気になったが… 今は… 俺を受け入れてくれようとしてくれているヨコにただ、喜びを感じていた。  そして… 俺もヨコと同じように座り込み、ヨコの髪を撫でた。 ヨコはゆっくり顔を上げ、俺を見つめる。 久しぶりに穏やかなヨコの瞳を見た気がする。 俺はその瞳に吸い込まれるようにヨコに唇を重ねた。  好きにはなれないと言われたのに…してしまった…  止められなかった。  ヨコがとても愛しかった。  唇を離すとヨコは言った。 横「二回目や…」  雛「えっ?」 横「お前が俺にキスするの二回目や」 気付いとったのか 雛「ごめんな…」 ヨコは黙って首を振った。
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