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俺はそのままヨコを自分の家に連れていった。
ヨコは家に帰りたがっていた。
“父さんを一人に出来ないんや”
そう、ヨコは言った。
俺はそんなヨコの言葉を理解する事は出来ず…
半ば無理矢理に連れてきた。
以前、何度か遊びに来ていたヨコを俺の家族は喜んで迎え入れた。
もう、あの家には帰したくない。イヤ、帰さない!
そう思い
ヨコの手を握り
眠りにつく……
しかし…
翌日、目覚めるとヨコの姿はなかった。
驚く事もない。予想はしていた。
俺は急いでヨコの家に行こうとすると…
メールが来ていた事に気付く。
ヨコからのメール。
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