†Tear†

†イタイ・キモチ†綺嘩Side†

この世にさようなら。

お父さん。お母さん。

心配かけてごめんなさい。

最後の我が儘を聞いて下さい。

もうー・・・耐えられません。

頭の中に家族の顔が浮かぶ。

私は今、固いアスファルトへと飛び込みます。

誰も止めてくれる人はいない。

だって友達がいないから。

私なんか死んだほうがいいって思ってる人が沢山いるから。

そんな学校にもう居たくない。

違う・・・

居たくないんじゃない。居場所が無いんだ・・・。

だから私は皆の望み通り死んであげるんだ。

皆、私が居たら邪魔みたいだし。

ゴミとかバイ菌扱いされる。

ゴミなんか生きてる価値なんてないよね。

学校は大好き。

屋上から見る景色も。

窓から眺める景色も。

でも私は学校からも学校の人達からも・・・

キ ラ ワ レ タ。

皆私を拒絶する。

辛くて。辛くて。

どれだけ沢山泣いても辛いのは一緒で。

誰も私を助けてなんかくれなかった。

だから大好きな学校で塵になろうと決めた。。