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洞窟は寒く、暗く、いや、何かぼんやり光が見える……?
「ポッケ? あぁそういえば……」
自分のポッケにあの変なボールを入れていたのを忘れていた。
昼間もずっと光ってたのだろうか。
だとしても周りの明るさで気付かないだろう。
「ちょうどいいや、このボールで辺りを照らしながら進もう」
しかし冷助がボールから手を放した瞬間、フワフワと奥へ飛んでいってしまった。
「あ! ちょ、待てって!」
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